エスカレータの汚れは、主に利用者の衣服の繊維埃と、チェーンオイルの滲みによるものです。これらが、踏み面（ステップ）の溝と、蹴上部（ライザ）に付着しています。2人乗りエスカレータの場合、１段あたり溝の本数は約108本にもなります。これを手作業で綺麗にしようとすれば、１段あたり１時間以上を要する大変困難な作業なのです。溝の中の埃はクリーナーで簡単に除去できますが、固着した埃と油汚れは簡単には取れません。一般的な百貨店等の階高ならば、ステップ数は60段あり、溝の総延長は2,400ｍにもなります。（蹴上部は含まない数値です）

1台分の埃これまでの清掃の有無、設置環境、利用者数によって違いますが、２L〜20Lの埃が蓄積しています。見た目よりもずっと多くの埃が蓄積しています。そして、滲み出たチェーンオイルと固着して、クリーナーでは取れない汚れとなります。時折、エスカレータの火災事故のニュースが出ますが、蓄積した綿埃（燃えやすい）が発火するケースが多いようです。
また、埃と油が混じった溝は細菌や雑菌などの温床となり、大変不衛生です。
都内商業施設でのデータ

イーメックスのステップ清掃は洗浄方式。
仕上がりが違います！
素材を傷めない中性洗剤を使用していまます。

エスカレータは、一定以上の無理な負荷がかかると、安全上、緊急停止する仕組みになっています。これは、手摺ベルトを掴んで乗っていることが前提の安全装置です。手摺ベルトを掴んでいないと、緊急停止時に身体のバランスを崩してしまい、特に降りの場合は落下事故に繋がるなど大変危険です。利用者に安全に利用していただくため、また、施設や店舗のイメージを損なわないためにも、いつも清潔できれいな状態にしておくことが必要です。

イーメックスのハンドレール清掃は洗浄方式。
繰り返し施工が可能です。
素材を傷めない中性洗剤を使用していまます。
コーティングも再施工可能なものを使用、
ハンドレール表面を保護します。

手摺ベルト清掃について